70歳からの心のよりどころ 高齢期を穏やかに過ごすために

事務局雑感
❍ 先月この欄で、在宅で最期を迎えるとしたら、1ヶ月に30万円くらいの費用がかかること、病院のほうが安いことを書きましたら、読んでくださった方から、次のような感想を頂きました。
1. 「最期はやっぱり 寝たきりにならなければ、死ねないの?」
2. こんなに費用がかかるなら、やっぱり病院か施設を考えなければならないのかしら。

 さて、人の最期はまさに神様のみ知ることで、[寝たきり]といっても一週間であの世に旅立つ人もいれば、数年間も寝たきり同然の人もいます。最近ライフデザインセンターが関わった例では、体中が痛いと言って病院に行き、そのまま検査のための入院をし、がんが見つかって40日あまりで最期を迎えた人がいます。また、一方では、昨年9月からベッド上の生活になり、年を越せるかどうかと心配した在宅療養の人がみんなの力を借りて在宅で過ごしています。
この仕事をしていると、いろいろな人の最期に関わります。そして自分の力だけではどうしようもない現実を経験します。そんな時いつも思うのは、歳とともに弱っていく自分の体力・知力をできるだけ現状維持するように努めようと思うのですが、もともと飽きっぽい性格の私は、三日坊主が多くて・・・・

今日は月2回の「ゆっくりヨガ」の日で、自分の呼吸を意識しながら、約1時間体のあちこちを伸ばしました。気持ち良いですよ。家で毎日すれば良いなあと思いますがなかなか。

❍ 急に暖かかったり、また寒くなったり。体が悲鳴を上げてくしゃみが止まらなくなります。
 木蓮や辛夷、ユキヤナギの芽が急に大きく膨らんできました。実は今日この雑感に何を書こうかと考えながら家から歩いてきたのですが、浅間温泉の街路樹「辛夷」の名前がどうしても思い出せなくて・・・白い花の形や花が咲いているときに遅霜で茶色になるのが悲しいということは思い出すのですが。歩いている途中でフッと「辛夷」という固有名詞が浮かびました。以前には「むくげ」が思い出せなかったりして。
でも思い出したときはやれやれと思い、喜びは大きいです。歩くことが大切のようですね。

❍ 今年の勉強会の計画、遅れていてごめんなさい。コロナも少し落ち着いてきたようなので4月から再開したいと思っています。お花見はできるかしらね。