寒中お見舞い申し上げます。

ライフデザインセンターは、昨年9月に20周年記念行事を行いました。

2001年6月にNPO法人ライフデザインセンターとして登記しましたから、今年は22年目になります。

設立時は60歳だった私も21年の経験を積んで、80歳の大台に乗りました。

70歳を過ぎたころ、夜の会合が週2回以上あるのは無理になってきました。80歳を超して体のあちこちに痛みがあったり、物事をするのに時間がかかるようになったり、人やモノや名前が出てこなくなったり・・・

あゝ、80歳というのは人生の大きな峠だと思っています。

 さて、松本関係でサポートしている方は、現在40名です。90歳代が15人、80歳代が9人、70歳代が10人 60歳代が5人、50歳代が1人。

90歳を超しても在宅で一人暮らしの人もいますし、判断能力の衰えが進み、施設で生活全般をゆだねている人もいます。個人差が大きいというのが高齢者の特徴だと実感しています。

 会員の皆さんと話していると、「認知症にはなりたくない、寝たきりにはなりたくない」と言われます。私もそう思っていますが、この頃不安がよぎるようになりました。ひょっとして・・・・ そんな状況で考えていることは、「なりたくない、いやだ」と強く思っていたら、そのような状態になった時、気持ちの落ち込みも大きいと思うのです。ならないように努力しながら(抗いながら、)でもなってしまったときにはその状態を受け入れる心の持ち方も必要ではないか、そうした心の訓練を行うのが高齢者には必要なのではないかと考える年の初めです。

代表理事  久島和子