- 介護保険の利用方法と福祉用具~介護保険の仕組みと福祉用具の使い方~
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事務局雑感
〇「自己決定」が重視され、介護プランの話し合いの場に、本人が参加するようになったのは最近のことです。私が後見人業務を始めたばかりの頃は、本人は蚊帳のそと。会議に出席しておらず「ケアプランには本人・当事者の希望も聞いて!!!
そのために本人にも参加してもらいましょう」と言い続けて、この頃は本人も参加するようになりました。ところがつい最近、主治医が代わった人がいたので、家族と一緒に挨拶に行きました。本人は同行していなかったのです。その時医師から終末期の医療をどうするのか聞かれました。本人は100歳、医師は当然のように延命治療はしなくてもいいですねという言い方。家族も同意。私は茫然としました。本人の意思は全く無視。高齢者は延命治療を望まないという風潮が世間に広まり、本人の意思は考慮されずに治療方針が話し合われ、胃ろうはもちろん救急搬送もいらないということになりそう。天邪鬼の私は最近どんな状態になっても徹底的に治療し、生かし続けてほしいという意思表示をしようかと考えてしまう。高齢者のいのちや意思が大切にされないように思うのは私だけなのか、それとも80歳を越した私のひがみなのか。