1. 2023年度第24回総会の報告
  2. 高齢期のなんでも個別相談会in長野
  3. 3月松本なんでもありの勉強会 予定

事務局雑感
〇「おふたりさまの心配事」をこの頃身近に見聞きするようになりました。夫妻のどちらかが介護が必要になり自宅で一緒に暮らすことが出来なくなった場合の経済的な問題です。今高齢者と言われている人たちは、夫が働き、妻は専業主婦と役割分担をしてきた世代です。その結果、夫は厚生年金で、妻は基礎年金(国民年金)月6万5千円の受給という世帯が多いのです。二人で健康で生活していれば、何とか暮らしていけるのですが、どちらかが介護施設に入所しなければならなくなった時、その費用は現在1か月20万円から30万円です。費用の安い施設でも、15から17万円。夫の年金は、ほぼその費用に充てねばならず、残された人は月々の暮らしが非常に厳しくなるのです。結局施設入所をあきらめて在宅での介護となるのですが、介護者の負担は大変です。介護保険を利用するにしても、介護認定が厳しくなり、自費の部分が出てしまったり、介護者が体調を崩したり・・・老後の問題は決しておひとりさまだけの問題ではなくなりました。

〇 野菜の高騰 灯油・ガソリンの天井知らずの値上がり。価格は同じでも内容量の大幅な減量。年金は。雀の涙ほどの増額。一方では、賃上げとか、初任給が30万円をこすとか。貧富の差はますます拡大し、高齢者は「早くお迎えが来てほしい」と思う人が増えて。 戦後の日本の復興を支えた人達がこんな切ない思いをしなければならないなんて。  ああ どこかおかしい!!!!!
 こんな厳しい世の中でも、けなげに身を縮めて生活している私達、政治家はわかっているのか疑問に思ってしまいます。