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事務局雑感
◯私たちは、後見制度を利用している人達を、最低でも月1回の訪問をしている。
健康状態をお聞きしたり、部屋の様子をみたり(認知症状が始まると部屋の片付けができなくなる)、施設に入っている人たちは職員から日常の様子を聞いたりする。ある日の訪問先は3人。特養での看取りケアをお願いしている96歳の人。頼りにしていた一人息子に先立たれ認知症状が出て、私達が後見人を引き受け、自宅ぐらしが困難になり特養入所した。訪問するとベッド上で目を閉じていた。足を擦ると「ありがとう、ありがとう」と言われる。名前を呼んでも反応なかったのにボディタッチは気持ちよかっのだろうか。お寺様が忙しい8月のお盆を乗り切ってほしいねと同行したスタッフと話しながら次の訪問先へ。1人で頑張ってきた次の人は、周りの人のやることなす事気に入らない。医者やケアマネとトラブルがあり、ヘルパーとも。誠意を持って援助している人に向かって「あんたのやり方は悪い」と声を荒らげる。なんでも「はい、ありがとう」といえば良いとは思わない、自分の考えや気持ちをわかってもらう努力は大事。しかし悪口を言い続ける人の傍でじっと聞いていると、気持ちが落ち込む。もう一人は穏やかな人なのでほっとする。自分は将来どのような高齢者になったらよいか教えられる1日。暑さもあってぐったり。