- 寝たきりにならないための身体づくり~積極的な体力づくりを指南~
- 長野交流会のお知らせ
- 4月 松本なんでもありの勉強会 予定
事務局雑感
◯ 水気を含んだ春の大雪が降り、あちこちの木の枝が折れました。桜の咲きそうな花目をつけた枝が折れているのを見ると、寂しく、哀れを感じます。事務所に四賀の福寿草の便りとお饅頭が届くと春を実感します。
3月上旬、1年間病床にあった人を見送りました。子どものいないご夫婦で、ライフデザインセンターが後見していました。公正証書遺言を書き、金融機関も整理し、遺影もお二人揃って用意してありました。90歳過ぎの夫が2日おきに病院に行き、洗濯ものを届け、妻の好きなものを食べられるように小さく柔らかくして用意し、口に運ぶ姿には涙が出ました。葬儀の時、「一人になってしまった」と繰り返し言われました。「病院には100回以上行ったんだ」とも。残された夫のこれからが気がかりです。
◯松本会場で行われる今年の勉強会の日程が決まりました。ライフデザインセンターが発行した「旅立ちのデザイン帖」に沿っています。去年は「生・老・病・死」の「生・老」を勉強しました。今年は「病・死」を勉強します。色々な考え方を知って、自分の「最期の仕舞い方」を想像し、考えていきましょう。独り暮しの会員さんからこんな話しがありました。
「とても大切な友人が亡くなったと息子さんからメールが来た。親族の連絡先も分からず、お悔やみもお墓参りに行くことも出来ない。自分が死んでも葬儀はしなくて良いと思っていたが、今回この友人の死に遭って、やはり残された人がお別れする機会として葬儀も必要かと思った」
葬儀については最近の傾向として家族葬とか直葬が増えてきています。親戚や親しい友人にも知らせずに。 葬儀が義理で出席する人も多く、派手になり、菩提寺や葬儀社への支払い費用も高額になってきたことに対する反動として、家族葬が増えてきたと思います。どんな葬儀をしたらよいか考える時、私は葬儀はなんのために行うのか、誰のために行うのかという原則的なことに立ち返って考える必要があると思っています。こうしたことを勉強し考えるのが、毎月の勉強会です。情報を得る場です。