- 遺言書を書く下準備を気楽に
事務局雑感
○老後をどこで過ごすのか。自分はどこで最期を迎えたいのか。体調がすぐれない時に、どのような医療を受けるのか。等々、私達は体験談を聞き、情報を集め、現場に出向いて納得し、自分の生き方・価値観と照らし合わせて、決めなければならないことが色々あります。そういった意味で考えると、今の高齢者は次の時代のために、高齢期の多様な生き方のお手本を示していく大切な役割があるように思います。新型コロナによって働き方や情報伝達の方法が大きく変換しつつありますが、その影に隠れてしまわないように、長寿社会の現在、高齢者の果たす役割を真剣に考えたいと思います。
80歳過ぎても仕事をしている私は皆さんから「いいね」と言われ、「やめたら駄目よ」と言われ、しかし体力の限界をひしひしと感じ、80歳まで働ける今の社会のありように感謝しています。阪神大震災後に成立したNPO法が20年という青年期を迎えました。