- 新年のご挨拶
- 2021年度第22回通常総会の報告
事務局雑感
〇 1月23日の朝日新聞のトップ記事
「相続人なき遺産 647億円/ 増える『おひとり様』 国庫へ10年で倍」
さらに、3ページには「国には渡さない」と語っていたのに、遺言書の作成を先延ばししていたために20億円を超す遺産の多くが国庫に入った男性の例が載っていた。
コメントは上野千鶴子さんの「遺言書いて 防衛費になる前に」。まったくその通り。
ライフデザインセンターは、相続や遺言、成年後見制度の勉強会を開いている。繰り返し開いているが、一歩を踏み出せない人も多い。「暖かくなったら」「90歳になったら」「遺言書いたら、自由にお金が使えなくなるんじゃないかと心配」などの理由から。
しかし、人の生活には何時どんなことが起こるか予想つかない。災害、交通事故、突然の発病・・・
子どもに恵まれなかった人や一人暮らしの方たち、ぜひぜひ公正証書遺言を書きましょう。
私たちがお手伝いするので、面倒なことはありません。
松本では3月の勉強会で「相続と遺言」を取り上げる予定です。
〇毎日新聞出版社「ある行旅死亡人の物語」は3千万の現金を自宅に残して亡くなった身元不明の女性の身元を割り出そうとする新聞記者2人のドキュメントです。久しぶりに面白くて、夢中で食事もとらずに一気に読みました。関心のある方はどうぞ。