1. 子供の幸せを支えるために~現場の児童精神科医から~弱い人が真っ先に守られる社会を願っています
  2. 民法改正による相続ルールの変更点
  3. 10月長野・松本なんでもありの勉強会 予定

事務局雑感
◯柿の実が色づき、稲刈りの済んだ田んぼ、真っ白いそば畑、真っ青な空、信州の秋ですね。今年のきのこは豊作かしら。取り立ての美味しい果物や野菜に恵まれて、70年前は毎日の食事にも事欠いていたなんて若い人たちには実感できないこと。食には恵まれた時代なのに、子どもを取り巻く環境は厳しい。この号に掲載した児童精神科医今井先生の話をぜひ読んでほしい。親からの虐待によって体も心もボロホロになった子どもたちに献身的に立ち直りの機会を作っている人達がいる。私達にできることは「弱い立場にある人達のことを常に忘れず、これらの人々が守られる社会になるように努力すること」なのだろう。
7年間継続してきたサンタ・プロジェクトは社会的に弱い立場にある人のことを考える取り組み。今年も12月の実施にむけての準備が始まった。

◯子どもに恵まれなかった人と話していると度々「跡を取らせる人が決まらなくて」と言われる。事業や商売をしていたり、農家だったりすれば、跡継ぎ問題は重要課題だが、サラリーマンの場合は? 住んでいる家と土地、老後の面倒を見てくれる人のことかなと思うが、独り者の老後は介護保険や後見制度を利用すれば良いのだが・・・最近気がついた、「跡をとって欲しい人」とは自分の葬儀のとき喪主になって、お骨をお墓に収めてくれる人だと。